低反発マットレスが好きな人が腰痛にならないための3つの方法

腰痛にならないためには低反発マットレスを諦めなければならないのでしょうか。

実は低反発マットレスを使っていても腰痛になりにくくする方法があります。

腰痛の原因になる理由に基づいて具体的な対策を紹介します。

低反発マットレスが腰痛の原因になる理由

低反発マットレスは体を包み込んでくれるようで気持ち良いという人も多いでしょう。

これだけ快適なマットレスなのにどうして腰痛の原因になってしまうのかが疑問で仕方ないかもしれません。

実はその心地良さと密接な関係があるので、二つの観点から腰痛を引き起こし得る理由を確認していきましょう。

お尻が深くマットレスに沈み込むから

包み込むようにして安らぎを与えてくれるのは低反発マットレスの特徴です。

この包み込まれるような感覚がどのようにして生まれてきているのかを考えたことがあるでしょうか。

低反発マットレスは体にマットレスがぴったりと密着し、しかもクッションのように変形して体が沈み込むようになっています。

このクッションのような作用が包み込まれる印象を生み出しています。

ただ、この作用によって体の中で最も重い部分であるお尻が深く沈み込んでしまうため、腰痛が引き起こされるリスクがあるのです。

お尻がマットレスに沈むと腰が丸まった状態でマットレスに密着する形になります。

背骨も湾曲している姿勢になり、猫背のようになってしまうのです。

この状態は背骨を介して腰に負担がかかることが知られています。

特に腰骨のあたりにかかる負荷が大きく、周辺で炎症を起こしてしまいやすいのが問題です。

姿勢が変わらないから

もう一つの理由として知られているのが寝返りをしにくいからです。

深く体が包まれた感覚になると、そのままの状態でいたいと思うでしょう。

心持としても動きたくないことに加え、物理的にも体をかなり持ち上げなければならないので寝返りが大変になりがちです。

寝ている間に姿勢が変われば負担は分散されますが、寝返りをしないとずっと同じ姿勢のままになります。

短時間ならあまり負担がないような姿勢でも長時間になると大きな負担になってしまい、腰痛を引き起こす原因になってしまうのです。

腰痛にならないためのコツ

このような理由がわかったところで、どのようにしたら低反発マットレスでも腰痛にならなくて済むのかを考えてみましょう。

有効な対策を3つ紹介し、その理由を説明していきます。

反発力が高めのマットレスを選ぶ

低反発マットレスも製品によってどのくらいの反発力を持っているかが異なります。

妥協できる範囲でできるだけ反発力があるマットレスを選ぶのが腰痛にならないためのコツです。

反発力が低いほど体を深く包み込んでくれるようになり、心地良いのは確かでしょう。

しかし、その分だけお尻が余計に沈み込んでしまって腰の負担が大きくなってしまいます。

この兼ね合いから心地良さをある程度は妥協して腰のために良いマットレスにするのが大切です。

また、厚みがあるマットレスほど沈み込みやすくなるため、薄めのものにしておくのも良い方法でしょう。

腰からお尻の辺りにタオルを当てて寝る

やはり反発力が低くないと気持ち良くないという人は少し工夫をしましょう。

お尻が沈み込んだ結果として腰の形が不自然な形に曲がってしまうのが腰痛の原因になります。

たとえお尻が沈み込んだとしても腰の形が自然なままなら問題がないのです。

対策方法として簡単なのが腰からお尻の辺りにタオルを当てて寝るというやり方です。

骨格によってどのくらいの厚さのタオルを当てたら良いかは違いますが、バスタオルを半分に折った程度の厚さで十分な場合がほとんどです。

それを腰の中心よりやや上からお尻の上部にかかる辺りに敷いて寝ましょう。

こうすることで腰骨の湾曲を防ぐことができ、腰痛になりにくくなります。

頻繁に天地替えをする

実は低反発マットレスは使っているうちにだんだんと腰痛になりやすくなってしまいます。

いつも同じ場所で寝ていると、だんだんとマットレスが体の形に合わせて変形してきてしまうからです。

変形した状態はさらに反発力が低下しているので体が沈みやすく、寝返りもますます大変になってしまいます。

このような状態になったら買い換えが必要になるので注意しましょう。

少しでも長持ちさせて腰の負担をかかりにくくするには頻繁な天地替えが効果的です。

表裏を定期的に入れ替えるようにして、体と同じ形に変形しないようにすれば寿命が延びます。

天地替えの頻度は多い方が良いのは確かですが、毎日ではかなり大変になってしまうでしょう。

少なくとも月に一回、できれば二週間に一回くらいがおすすめです。

まとめ

低反発マットレスは腰痛の人にはおすすめできないとよく言われていますが、体が沈み込んで腰に負担がかかってしまうのが理由です。

反発力が高めのものを選ぶか、腰の負担を和らげられるようにタオルを当てるといった工夫をして使いましょう。